Kintsugi 2:小さな一歩でも、いつか必ず自分の道につながっていく
- aguma928
- 2025年12月14日
- 読了時間: 2分
更新日:2025年12月21日
「小さな一歩でも、いつか必ず自分の道につながっていく」。
金継ぎを通じて伝えたいことの、二つ目です。
金継ぎの作業は、終わりが見えないほど細かい工程の積み重ねでできています。
0.1ミリしか進んでいないように思えても、その一歩の連続が、仕上がりを左右させる。

今日は、私が金継ぎを通して実感してきた、二つの視点について書きたいと思います。
① 「これまでの全部が、いつの間にか“今の自分”につながっていた」
子どもの頃の剣道や書道、学生時代のアルバイト、働いてきた職場での経験。家族から受け取った価値観、友人との時間、好きな趣味。結婚、出産、ベトナムでの生活、そして離婚。
子供の頃はさておき、大人になってからの選択は「将来につながるはず」と思って選んだことではなくて、ただ、その時の自分が選んで懸命に取り組んできたことでした。

でも今の仕事をするようになり、「全部が生きてるなぁ」と感じることが多くなりました。
友人たちからも「綾がやってきたこと全部が活きてる、あなたらしい仕事だね」と言われます。
一言で言えば、「総決算」。
その時には意味がわからなかった道や選択が、気づけばすべて今につながっていた。“ああ、全部必要だったんだ” と、報われたような気持ちになるのです。
だから、今「これじゃない」と思っていても、未来のあなたがきっと拾い上げてくれる。小さな一歩が無駄になることは、限りなく少ないのではないでしょうか。
② 「どんなにしんどくても、明日はちゃんと来る」ということ
母を亡くしたときの喪失感や、他にもメンタルが強くなかった自分が、心が追いつかず、先が見えなくなった時期もありました。
それでも今私はここにいる。
どれだけしんどくても、とぼとぼで良いから歩いていれば、必ず抜ける日は来る。
ただそのことを知っているだけで、人は少し強くいられるのではないか。

そして今、金継ぎの仕事を通して思うこと
自分の人生は自分で選んで良いということ。
進めなかった日も、戻った日も、遠回りに見えた道も、すべてがあなたをつくっていく大事なピースになる。
今日のたった一つの行動が、未来のあなたの背中をそっと押す日が、きっと来る。
小さな一歩でも、大丈夫。あなたが歩いてきた道すべてが、あなた自身を形づくっていく。
そして、“明日”はちゃんと来る。
そのことを伝えたくて、私は今日も、新しいお客さまをお迎えしています。




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