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Kintsugi 3:ありのままのあなたでいい。

「ありのままのあなたでいい」


 ワークショップの中でもお伝えしているように、金継ぎは「侘び寂び」と深くつながり、“不完全の美” を大切にする技です。


傷の上に金が施された作品を眺めていると、器だけでなく、人もまた、目に見えるものも、目に見えないものも、“欠け” と捉えるのではなく、唯一無二の個性として抱きしめていいのだと感じます。


完璧じゃなくていい。うまくいかない日があってもいい。


自分を許容すること

それがとても大切なのだと思います。


金継ぎは、傷を隠すのではなく、“傷があったからこその美しさ” を生かす技。

私たちも同じで、欠けた部分や痛んだ経験を抱えたままでいい。それでも前に進んでいいし、そのままで、ちゃんと愛されている。


金継ぎを見るたびに、どうかそのことを思い出してほしいのです。



経験は、やがて強さになること。

明日は必ず来ること。

ありのままの自分を大切に思っていいこと。


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金継ぎに触れた記憶が、

あなたにも、そして私自身にも、いつか訪れる荒波の中で静かに背中を押してくれる存在になってくれますように。





 
 
 

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